大沼山形店 3

 

 

 

     

 

大沼デパートには東側正面の入口の他に西側口、加えて北側フラワーショップ横に直接地下に向かう通路があった。

食品中心の買い物をする人々の出入口である。

 

 

 

 

 

 

 

 

      

かつては今は移設され、郷土資料館となっている旧済生館の建物があった

 

 

 

 

 

      

両替機付きの公衆電話

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

かつて地階に映画館があった頃はこの入口を通って見に来たという人が多い。

話によるとたこ焼き両国屋の向かいあたりに映画館が位置していたというが、

今となっては現場を見ても想像できず、どの辺かよくわからないのだった。

 

 

 

                           

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

県内の名店がオープンな形で肩を並べ、賑やかな活気のある空間を作り出していた。

その辺のスーパーでの買物よりもちょっとだけステータスが高いような気になって通う人が多かった。

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

     

 

 

地階は最初からタイル敷きだったかもしれないが、上階は古くは木製床だったと記憶している。

床磨きに使うワックス油の匂いが売り場にも漂っていた気がする。

 

 

 

    

 

 

地階にあったか、屋上にあったか定かではないが、ドーム噴水型のジュース販売機で

ジュースを買った覚えがある。食堂のテーブルにはピーナッツ販売機があった。

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本サイトをご覧の方々から提供された貴重な画像を掲載する。

今のように誰もがカメラを持ち歩くような時代ではなかった時に各家庭に大沼の写真が残っていると

いう事実が、いかにここが愛された店であったかの証左であろう。

 

 

  

昭和48年頃

 

 

 

    

昭和45年頃

 

 

 

 

    

 

 

多くの方々の胸に多くの思い出を刻みながらも老舗大沼デパートは悲惨な最期を遂げてしまった。

 

 

 

大沼昭和30年代初期

 

 

 

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