山形市立第三中学校前の通りは、山形駅周辺でありながら決して通行量の多い通りではなかった。
むしろ夕暮れ時には寂しいほどで、夜泣き石が祀られるに相応しいほどの雰囲気であった。
双葉公園のあたり
角の建物
一時期やたら目立った「マルフク」の看板
この時点で、道幅が倍以上に拡幅されようとしていたが交通量はご覧の通り
極少で、「本当にこんな道路が必要なのか?」と思わせられるほどだった。
左:通りの南を望む 右:東を望む(現:テルサ方面)
新たに拡幅に要した土地の広さがわかる
三中前と言うよりは、東洋曹達の工場裏に当たるこの通りには小さな商店こそあったものの
人の集まるようなところはなかった。現在はマックスバリュが大量の集客をして様子を一変させ、
駅東口のようにホテルやマンションの建ち並ぶ都市的景観に変貌したがちょっと無理をし過ぎた
急速すぎる変化ではないかと思える。
いち早く進出したスーパーホテル
稲荷神社のあたり
このあたりの建物は大きく整理された
第三中学校
三中 以前の建物はこちら
高い建物はまだほとんど無い
霞城セントラルだけが目立つ
この少し前までは霞城セントラルさえなかったわけで、県都の駅周辺とはいえ、いかに平ったい街だったかがわかる。
マックスバリュ建設前
現在では高層マンションが競うように立ち並ぶ、空の狭い街になってしまったが
このころはまだ、ひなびた雰囲気が残り、良くも悪くも駅西の感じを醸していた。
吉田カメラ付近
この整備工場はこの辺りでは目立つ存在だったが撤去された。
三中前通り 2003年頃