酒田グリーンハウス
酒田大火の後は、まるで口にするのがタブーのように語られなくなってしまった
酒田の名映画館「グリーンハウス」。かつては映画評論家の淀川長治氏から
「世界一の映画館」と賞賛されたこの館が語られなくなった大きな理由がある。


昭和24年に酒田市内の中町柳小路に500席を擁して開館されたグリーンハウスは
徹底的にしゃれた優雅な作りで、バーテンが常駐する喫茶スペースや食事をしながら鑑賞のできる
個室を備えるなど、確かに評論家が認めるような設備を整えたものであった。



この至れり尽くせりの映画館が長く市民に親しまれていたにもかかわらず何故タブー扱いに
なったのかといえば、それはひとえに酒田大火の火元となった悲しい事実のためである。
酒田の大惨事の元となった事情もあり、再建は行われなかった。

この不幸な出来事がなければその後、いかなる評価が得られていたものか、
返す返すも惜しまれるものである。

動画はこちら
↓