旧唐松観音堂
創建は定かではないが1113年ごろに堂宇が建立されたとの説が有力で、
その後も1661年に京都清水寺を模して懸崖作りになり、1706年の再建、
1856年の大改修を経てこの地にあり続けたものの、川風の強い地域柄、
風化の速度は速く、わずか30年ほど後には荒れ始めていたという記録がある。

大正時代撮影の写真をAI補正
堂宇の形状は現在のものとは異なっている。懸崖造りは変わらないが
よりシンプルな形で吹き曝し構造となっている。
昭和に入って堂宇の荒れようは激しくなり、腐朽も進んだ。
参拝者が少なかったこともあり、長らくそのまま放置されていたが
参拝者が転落し、死亡する事態に及んでようやく再建の機運が起きたという。
江戸時代のものとはデザインを大きく変更し、1976年、現在の堂宇が完成した。

昭和に再建された堂宇 吹き曝し構造は受け継いでいる
大正時代の撮影による画像より(動画)
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