善宝寺鉄道記念館
昭和50年に廃止された庄内交通湯野浜線は、善宝寺駅を残し全て撤去された。残された駅はその3年後、
記念館として復活し、湯野浜線を覚えている世代に限らず、多くの人々に在りし日の湯野浜線の姿を伝えていた。
人面魚で騒がれた15年ほど前にはひっきりなしに人が訪れ、毎日開館していたのだがその後ブームが下火に
なると、土日のみの開館となり、数年前からはついに閉鎖されてしまった。今は展示品の見学は出来ない。
記念館前広場
売店には白い幕が下ろされている
開館していた頃、売店では湯野浜線の在りし日の姿を写した絵はがきやペナント、
そして、なぜかかなり型遅れになった廃版ミニカーなどを売っていた。
善宝寺の門前駅ということもあり 神社仏閣形式に建造された
場内には1両電車が残されている
雨中に晒される車両には錆が発生している
傷みが激しいが保護措置は為されていない
屋根は抜けたままになっている
うらさびしい場内の様子
草を刈る人も無い
善宝寺鉄道記念館 昭和53.4.29−平成11年頃